なぜ剛力彩芽はごり押しと言われたのか?

一時期、Yahoo!などの検索エンジンで「剛力彩芽」と入力すると、上位に「ごり押し」ネタがかなり入ってきたということです。

「ごり押し」の代名詞とまでいわれてしまっている剛力彩芽さんですが、なぜこのようになってしまったのでしょうか。

剛力彩芽01
(引用元:Social News Network

 

いつからバッシングが始まったのか?

2002年第8回全日本国民的美少女コンテストのオーディションに参加していたという剛力彩芽さんですが、この時は2次選考で落選し、直後に会場でスカウトされたのがデビューのきっかけになったということです。

2007年、テレビ東京で放映されたドラマ「チョコミミ」でデビューらしいです。

公式プロフィールには出ていませんが、ウィキペディアから確認し、チョコミミの公式サイトにとんで確認してみるとちゃんとキャストの中にいらっしゃいます。

仲間由紀恵さんはデビュー間もない頃にアニメ声優していたことが黒歴史となっているのは一部では有名な話ですが、この場合も剛力さんにとっては黒歴史になるのでしょうか。

その翌年2008年から雑誌「セブンティーン」でモデルを始め、関連するバラエティなどにも出演したり、またCMなどにも出始めます。

そして、公式には女優デビューとされている2011年9月のフジテレビ月9ドラマ「大切なことはすべて君が教えてくれた」に出演。

大切なことはすべて君が教えてくれた
(引用: 気になる情報、気まま日記

このドラマ出演を機会に髪型を今に続くショートカットに変えています。

ドラマでは、ヒロインの一人、武井咲さんの友人役を演じています。

このドラマは、武井さんをはじめ、広瀬アリスさん、石橋杏奈さんなど「セブンティーン」モデルが多数出演し、ヒロインの友人役とはいえ剛力さんもその一人という感じでした。

ただ、この時点においてはまだ「ごり押し」という評価は出ていません。

それが実際に出始めたと思われるのは、翌2012年あたりからのようです。

月9ドラマ出演の前後から、CMやドラマなどへの露出度が急増していきます。

山崎製パンの「ランチパック」やKDDIなどのCMは剛力彩芽さんの顔を急速に広めるきっかけとなりました。

顔は確かに認知されるようになってきましたが、かといって、女優としての演技力などについては、まだ評価されるようなレベルには達していなかったというのも事実でしょう。

そんな中、いくつかの連続ドラマ及び映画出演が立て続けに決まっていきます。

  • 日本テレビ系「ティーンコート」(2012年1月)
  • フジテレビ系「未来日記-ANOTHER:WORLD-」(2012年4月)
  • テレビ朝日系「Wの悲劇」(2012年4月)
  • TBS系「ビギナーズ」(2012年7月)
  • NHK大河ドラマ「八重の桜」(2013年1月)
  • フジテレビ系「ビブリア古書堂の事件手帖」(2013年1月)
  • TBS系「クロコーチ」(2013年10月)
  • プロメテウス(日本語版吹き替え)(2013年8月)
  • ガッチャマン(2013年8月)
  • 清洲会議(2013年11月)
  • 黒執事(2014年1月)

これら作品のほとんどにおいて、主役級、もしくは主役に関わる重要な役を演じることになります。

そして、「未来日記-ANOTHER:WORLD-」あたりから剛力さんに対する「ごり押し」批評が出始めることとなります。

未来日記ANOTHER:WORLD
(引用:WN.com

 

「ごり押し」作品とはどんなものだったのか?

「未来日記-ANOTHER:WORLD-」は、えすのサカエさんのコミックが原作で、この前年アニメ化され、チバテレビ、東京MXなどの深夜枠で放映されています。

根強い原作ファンが多いことでも知られているうえ、アニメ放映終了直後のドラマ化ということもあり、作品への関心は否が応でも高かったと思われます。

しかし、結果は散々な結果に終わります。

視聴率もさることながら、配役に対する批判、脚本に対する批判がネット上を中心に爆発します。

ドラマ化は原作既読だと最悪か失敗、頭を抱える…

【実写】未来日記-ANOTHER:WORLD-の出来が酷すぎると話題

「漫画実写化×話題の俳優…ある意味本当に爆死してしまうかもしれない。」

ちょうど、テレビ朝日系で「Wの悲劇」が放映され、ここでも武井壮さん他、「オスカープロモーション系大挙投入」がネットで話題に上っていました。

剛力彩芽さんの所属事務所、オスカープロモーションがドラマなどの配役に無理矢理自社タレントを押し込んでいるのではないか、という批判がネット上で渦巻いたのです。

さらに、これに追い打ちをかけたのが、これらドラマの低視聴率です。

「未来日記-ANOTHER:WORLD-」(平均視聴率6.6%)

「Wの悲劇」(平均視聴率9.1%)

「Wの悲劇」に至っては、木曜21時からというゴールデンタイムに津川雅彦さん、野際陽子さんといった大御所俳優を投入したにもかかわらず、平均視聴率一ケタ台という散々たる結果に終わりました。

そして、剛力彩芽=ごり押しが特に声高になったといわれる「ビブリア古書堂の事件手帖」が始まります。

ビブリア古書堂の事件手帖01
(引用:I Love Johann Strauss
 
原作は三上延さんのライトノベルで、累計発行部数400万部を超える大ベストセラー作。

2012年には本屋大賞にノミネートされるなどの超話題作でした。

これについては、既に製作発表の段階で「炎上」モードに入っていたといえます。

原作小説においては表紙のイラストも含め、主人公篠川栞子は、色白で黒のロングヘアー、体は華奢だが巨乳と、かなり具体的な描写がなされています。

これに対して、剛力さんは記者会見において

「栞子のイメージ像を全部覆そうかと思っています(笑)。撮影も髪の毛が短いままで行く予定」(ザ・テレビジョン12年11月30日号)

と役への意気込みをかなり意欲的に語っていました。

これだけだったら、まだ騒ぎは限定的になる可能性があったのですが、そこにかみついてきたのが同じ事務所(当時)の先輩にあたる声優の池澤春菜さんです。

「ビブリア古書堂のドラマ化のニュースを知る。栞子さんは……違うよね……いや、同じ事務所だけどさ……栞子さんは、もっとこう……しょぼん」

剛力彩芽の「ゴリ押し」に同僚も切れた! 「ビブリア古書堂」ヒロイン、「違うよね」 11J-castニュース2012年11月22日付

池澤さんのTwitter上でこのつぶやきにネット上は大騒ぎとなり、「剛力彩芽=ごり押し」がさらに定着することになってしまいました。

ここで、このことが話題になって逆に視聴率が上がればしめたもの、だったのですが、ふたを開けてみたところ、最終回の平均視聴率が8.1%と、月9ドラマ始まって以来の低視聴率を記録してしまったのです。

月9史上最低更新 剛力彩芽主演「ビブリア古書堂の…」 最終回8・1%(スポーツニッポン2013年3月26日付)

もう、ここまでくると、ネット上では「やはり」の声が大きくなります。

剛力彩芽主演ドラマが月9史上最低視聴率を記録 / ネットの声「残念でもないし当然」「やっちまったね…」(ロケットニュース24 2013年3月26日付)

ビブリア古書堂の事件手帖02
(引用:http://biblia.jp/news/?p=66

この頃あたりになると、剛力彩芽の名前から、「ごうりきおし→ごりおし」などといった感じで完全に定着するようになってしまいました。

このあとに続く映画「ガッチャマン」も、興行収入4億8000万円と低調に終わってしまい、剛力さんに対するバッシングはますますひどくなっていきました。

 

なぜ、剛力彩芽を「ごり押し」するのか?

上戸彩
(引用:スポニチAnnex

ここまで、バッシングが続く中、それを知っているにもかかわらずなぜオスカープロモーションは、剛力彩芽さんを「ごり押し」し続けるのでしょうか。

そこには、一説にはですが、上戸彩さんの存在があるといいます。

1997年、剛力さんも出場した「全日本国民的美少女コンテスト」第7回大会で審査員特別賞を受賞し、それがきっかけで芸能界入りした上戸さん。

2001年の「3年B組金八先生」シリーズ6での性同一性障害を持つ生徒を演じ高い評価を得、さらに2003年の映画「あずみ」や「インストール」などでも新人女優として高い評価を得て、第27回日本アカデミー賞優秀主演女優賞、優秀新人賞、第41回ゴールデン・アロー賞映画新人賞を受賞しています。

CMなどでもソフトバンクをはじめとして多数に出演し、一時期は「CM女王」の名をほしいままにしたほどです。

オスカープロモーションにとっては「大稼ぎ頭」であった上戸さんですが、2010年頃からマスコミで人気ダンスユニットEXILEのHIROさんとの交際が取りだたされ始めます。

当初双方の事務所は否定していましたが、2012年に入るともはや既成事実化。

破局報道などもありましたがものともせず交際を継続。

上戸彩「大切な方からのものは…」(日刊スポーツ 2012年5月17日付)

上戸彩「はい」HIROと交際継続(日刊スポーツ 2012年9月5日付

そして、ついに二人は結婚に至ります。

上戸彩がEXILEのHIROと誕生日婚(日刊スポーツ 2012年9月14日付)

既に2011年から2012年にかけて、結婚は秒読みとまで報道されていたこともあってか、オスカープロモーションサイドとしては、「最悪の場合」に備えて準備を始めます。

特に、芸能界引退を上戸さんがほのめかした訳ではありませんが、今後結婚により引退、もしくはイメージの低下等という事態に備えて「上戸彩の後継者」の育成に急遽取りかかります。

そこでターゲットになったのが、売れ出したばかりの「剛力彩芽」を含めた「武井咲」「忽那汐里」の3人でした。

あらゆるCM、ドラマ、映画の出演に力が注がれ、一刻も早い成長が望まれたのです。

そう考えると、2012年に入りこの3人の露出度が急増したのには納得がいきます。

 

実際問題として、「剛力彩芽=ごり押し」がネット上で話題になりましたが、別に本人が「ごり押し」していたわけではありません。

非常にポジティブな性格として知られている剛力さんですが、さすがに最近では気にし始めたという記事も出てきています。

人気若手女優・剛力彩芽がバッシングにノイローゼ気味!?(日刊大衆 2014年5月4日)

確かに、上戸彩さんの後継者として押された他の2人、武井壮さんや忽那汐里さんに比べると、演技などの面では残念ながら後塵を拝している状態です。

さらには出演する作品自体が、人気コミックやアニメの過去作品の実写化が多く、ただでさえ批判をあびやすい状況にあります。

こうした中で、剛力という珍しい名前に引っかけられて「ごり押し」を連呼されるようになってしまった、ある種、気の毒な面もありますし、ネット上の意見にしても言い過ぎだろうというところも見受けられます。

今後どうするのかは事務所の方針等もあるでしょうから何ともいえませんが、演技力を磨いていくしかないように思います。

評価できるほどの演技力があれば、その威光が批判など打ち消してくれるのですから。


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