なぜメンタルトレーニングが必要なのか?

今日スポーツ界では、ベストパフォーマンスのためには身体的な能力向上だけではなく、精神的な能力向上が必要不可欠であるとの理解が広まっています。精神面の要素としては、自信や、自制力、集中力、やる気などがあげられます。
メンタルトレーニング
引用元:Competitor

これらの能力を鍛える、メンタルトレーニング

今回はなぜ、メンタルトレーニングが必要なのか、を考えてみたいと思います。

 

スポ根から脱出する

試合やレース本番で不本意な結果になってしまったとき、往々にして、「彼女はプレッシャーに負けてしまった。」「彼は精神的に弱かった。」「ハングリー精神が足りなかった」などというコメントが聞かれます。

このようなコメントは真実味もありそれなりの説得力もあります。しかし、それではどうしたら精神能力を高められるのか、という方法論が抜けていることが多いのです。

メンタルトレーニングに関する理解があれば、単なる精神論に頼ってしまうことなく、理論立てて自らのパフォーマンスを体力的な面と思考的な面から分析することができます。

 

自己分析ができるようになる

メンタルトレーニングを重ねていくと、自己の思考プロセスについての理解が深まります。

日頃あまり意識することはありませんが、私たちは常に自分自身の声を聞いています。

例えば、「自分は力不足だ。どうせ勝てない」などのネガティブなセルフイメージ。

また、「きっと今度も最後で追い抜かれる」など、過去の失敗などに基づいた否定的な自己暗示。

苦しくなったとき、「もうだめだ、もう限界だ」というあきらめなど。

メンタルトレーニングをすることによって、つらくて「もうだめだ」とあきらめ、体が動かなくなってしまった時、何を考えていたのか、を振り返ってみることができるようになります。

自らの思考についての理解が深まると、それを自分でコントロールできるようになるのです。

 

自分の限界を超える

ランニングやジョギングを経験したことのある方なら、「もうだめだ」「限界だ」と感じて走るのをやめたことが一度くらいはあるのではないでしょうか?

この「限界」とは体力の限界なのでしょうか?

もちろん、「もうこれ以上走れない」と感じるほど足が重かったり、心臓がバクバクしたりしていたこともあるでしょう。

しかし、そのように感じたとしても多くの場合、まだ走れるだけの体力は残っているのです。

それではなぜ「もう走れない」と体が感じてしまうのでしょうか?

それは私たちの体の司令塔であるがそのように体に伝えているからなのです。

持久力や筋力をアップするトレーニングで身体能力を高められるように、効果的なメンタルトレーニングを行うと運動の際の思考能力を高めることができます。

すると、今まで信じてきた自分の限界が、実は身体能力の限界ではなかったとわかるようになります。

そして、「もっとやれる」「体力はまだまだ温存されている」と自らの疲れた体を励まして動き続けることができるようになるのです。

自らの身体能力を最大限に引き出すには自らの思考の壁を打ち破るメンタルトレーニングが欠かせないといえるでしょう。

 

このようにメンタルトレーニングはベストパフォーマンスのために不可欠なもので、体系的に取り組むことでより一層の効果を期待できます。

そして、自らの思考を理解し制するメンタルトレーニングはスポーツ以外の分野においても効果的に応用できることでしょう。


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