なぜ玉ねぎの成分は涙を流させるのか?

玉ねぎには独特な甘味や苦みの成分があり、ハンバーグや肉じゃがなど様々な料理にかかせない食材ですが、玉ねぎを切るとどうしても涙が出てしまいます。いったいどうしてなのでしょうか?

玉ねぎには独特の臭いがありますが、これは硫化アリルという硫黄化学物の臭いです。玉ねぎを切って涙が出てくるのはこの硫化アリルの揮発成分が空気中に広がるためにおこります。

涙をできる限り抑えるための方法はいくつかありますが、そもそもこの硫化アリルという成分は玉ねぎを切った時に玉ねぎの細胞が破壊されることにより放出されるため、玉ねぎを切るときの包丁はよく研がれた物を使い、すばやく切ることで涙の出方を抑えることができます。

また、玉ねぎ自体を良く冷やしてから使用することで揮発成分の発散が抑えられるため涙は出にくくなります。

この場合、冷蔵庫で15分から20分程度冷やして使うと良いでしょう。

この他にも、軽く熱を加えてかた切ったり、繊維に沿って切るなどの工夫次第ではずいぶん涙は抑えられるようです。

あまりにも敏感で涙が出すぎて困るという人には、水中メガネを使ったりブレンダーやフードプロセッサなどを使用するといった方法も効果的でしょう。

涙を流させてしまう玉ねぎの硫化アリル成分ですが、野菜の中でも栄養価が高く、カリウム・亜鉛・ビタミンなどを多く含む食材で高血圧や糖尿病の改善に加え、疲労回復、精神安定にも効果的ですので、毎日の食生活の中で上手に取り入れて行くのが良いと思われます。


スポンサーリンク





コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ