なぜ赤ちゃんの抱き癖がダメと言われるのか?

「抱き癖がつくから赤ちゃんが泣いても抱っこしてはいけない」などという言葉を聞いた事がある人は多いと思います。
一昔前までは当たり前のように言われていた事です。

でもちょっと待ってください。
それは大きな誤りなのです。

むしろ赤ちゃんが泣いたら大いに抱っこしてあげなければなりません。
それはなぜかという事をご説明したいと思います。

まず「抱き癖」とは何でしょうか。
読んで字の如く「すぐに抱っこしてほしがる赤ちゃんになる」という事ですね。
では次の疑問は「なぜ抱っこしてほしがる赤ちゃんになってはいけないのか」です。
昔は子供を産んだ母親も農作業や家事で忙しく働いているのが当たり前でした。
赤ちゃんが泣くたびにいちいち抱っこなんてしている余裕はありません。
だから「抱き癖はいけない」という事になったのです。
つまり親の都合なんですね。

では親の都合ではなく、赤ちゃんの気持ちになって考えてみます。
赤ちゃんはなぜ泣くのか?
それは親に何かを訴えたいからです。
泣く事で親の気をひこうとしているのです。泣く事で親に呼びかけているのです。
まだ話すことのできない赤ちゃんにとって、泣くという事は親との唯一のコミュニケーション方法なのです。

でもいくら泣いても抱いてもらえなければ、赤ちゃんは泣くのをやめてしまいます。
親への呼びかけをやめてしまうのです。

親は「静かな良い子だわ」と思うかもしれませんが、実は逆です。
赤ちゃんが親とのコミュニケーションを諦めてしまった状態なのです。

母親に余裕の無かった昔の育児環境では、赤ちゃんの呼びかけに応えることが出来なかったのはやむを得なかったかもしれません。
けれど育児環境が変わっても、「抱き癖がつくから」という言葉だけが残ってしまっています。

抱っこできる環境があるのなら、いくらでも抱っこしてあげなければいけません。
それが親と赤ちゃんとのコミュニケーションであり、赤ちゃんが「人を好きになる」ための大切なステップとなるからです。


スポンサーリンク





コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ