なぜあくびはなぜうつるのか?

他人が『あくび』をしているところを見ると、自分もあくびをしてしまうことってありますよね?
相手の眠そうな感覚がなんとなく伝わって、自分もあくびをしてしまう。
別に体が疲れているわけでもないのに……。
あれって何なんですかね?
今回は、その『あくび』について調べてみました。

なぜあくび

 

そもそも『あくび』にはどんな効果があるのか

あくびにはリラックス効果があると言われています。
数時間本を読んだ後、『眠たくなってあくびをしてしまう』そんな経験は誰にもあると思います。
ものすごく気持ちが良くなります。
ヨガなどでも呼吸法を変えてリラックス状態に入るので、『あくび』にリラックス効果があることは納得できると思います。

最新の研究ではこんな理論が発表されています。
メリーランド大学歯学部のゲイリー・ハック氏とプリンストン大学のアンドリュー・ギャラップ氏の共同研究です。

あくびによって上顎洞(副鼻腔の1つ)の仕切り壁が動いて送風機のように拡大・縮小し、脳に空気を送り込んで温度を下げる

つまりあくびには脳を冷やす効果があるようです。
リラックスするためにはどんどん『あくび』をしたほうが良いですね。

 

なんで『あくび』がでるのか

一般的な説明には、眠気や退屈感から脳の働きが鈍くなるため、『それを調節するためにあくびをする』と言われています。
また、精神的な緊張にさらされたときにもあくびが出ます。
これも緊張感で脳の機能が低下しているので『調節をするために、あくびが出る』と言われています。
また、あくびをするのは人間だけではありません。
犬や猫、他の動物でも、あくびが出ることがわかっています。
つまり『動物の本能のようなもの』ということです。

 

なんで『あくび』はうつるのか

現段階では謎が多いのですが、『共感』がキーワードと言われています。
アメリカの科学ニュースサイト『Science Diary』では、あくびにはうつりやすい順番があることに触れています。

『他人→友人→恋人』

このように、親しい人から順にうつりやすい傾向があると報告されています。
さらに最近の研究では、人間のあくびが犬にもうつるとの報告がありました。
飼い主であればあくびもうつりやすい傾向にあるとの報告まであります。
以上のことから考察すると『親しい関係であればあるほどあくびがうつりやすい』といった仮説が産まれます。

あくびとホメオスタシスの関係

ホメオスタシスとは、生物がもつ特性のようなもの。
今までの慣れ親しんだ環境から少しでもズレると元に戻りたくなる現象のことです。
ダイエット後のリバウンドなどがこれにあたります。
これと『あくび』が無関係なハズはなく、おそらく『自分の慣れた環境を維持しようとする本能』が『あくび』という現象となって表れている可能性があります。

 

いかがでしょうか?
『あくび』には謎がまだまだ多く、科学者の方には研究を進めてほしいものです。
少し面白いと思ったのは、『あくび』がポジティブに認知された未来です。
もし研究が進んで、『あくび』がポジティブなものに認知されたらスゴイことがおこります。
『あくび』はすでに「眠い」「退屈だ」の感情の表れです。
これまで日本社会では「人さまの前であくびをするなど無礼だ!!」と認識されてきましたが、それが無礼でなくなるわけです。

ちょっと例を上げてみます。
・つまらない話をする小学校の校長先生は壇上に立てなくなります。
・会社の会議では誰もがレベルの高いプレゼンテーションをしなくてはいけなくなります。

『あくび』が「眠い」「退屈だ」のサインになるわけですから、誰もが他人のあくびに気を配るようになると思います。
プライベートな場では誰も気にもとめないと思いますが、パブリックな場では意識が変わると思います。
実際研究によって『運動中に水を飲むこと』『勤務中にお昼寝タイムをもうけること』など、常識をくつがえすことが数多くあったので、可能性はあると思います。
みなさんははどのようにお考えですか?


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